にごり湯の宿 湯守 木村屋からご挨拶とお知らせ
蔵王山の麓、標高700mにある当館は、四季折々の大自然を満喫していただける
温泉旅館です。元禄元年より万病に効く薬湯として親しまれてきたにごり湯は、その濃厚な成分から床が茶褐色になるほどの源泉で今でも掛け流しの天然温泉にゆっくりと浸かっていただけます。
元禄元年創業 木村屋の歴史
木村屋に代々伝わる物語〜かぐや姫伝説〜
今は昔、みちのく鎌先の里に竹伐りの翁ありけり。 さる日、翁、竹林の奥にて、篭を竹を伐りてあるに、竹の一節より貴なる光、四囲を払うをみとめてけり。
いぶかしきことのあるものかな」とて、その竹を伐るに、節のうちよりいと小さき、臈たけたる女子を得たり。 翁、その女子を連れ帰り、嫗とともにいつくしみ育みたれば、いと小さき女子姿形日ごとにおがりて、匂うがごと麗わしくも あえかなる姫御前と成りぬ。
翁、かぐや姫と名付けたり。 しかも、こわいかなる功刀にやありけむ、翁の伐る竹の節よりは、きまりて黄金の吹き出てければ、 幾許も経ずして、翁、遠き朝廷にもきけるばかり富貴の身とは成りけり。
ときの帝、郡臣ら、国造よりかぐや姫のたより聞こし召し、朝廷にや召さむ、吾が妻にや娶らむと、日ごと夜ごと心を砕き、 翁の館おとなう大臣の君もあまたありけるとぞ。
しかあれど、かのかぐや姫、かたくなに心とざしてえ会わず、とりなす翁の口説にもいつかな肯ずる気色みせざりけり。
さする間に、田実の秋の月、やがて望月を迎えむとするころになりぬ。
かぐや姫、心晴れぬありようなり。翁らあやしみて「憂いのさま、なんの心のつかえやある」と問いただしぬ。
姫のその美しき眉根くもらせてかたるよう「吾が常世国月宮殿に住まう者なり。ゆえありて暫し顕し世にくだり、 父母にまさる翁らの恩愛を受けたり。しかれどもいまに到りて、あれ、常世の君の召しをえたり。月よみの望月を数うる今宵に赴くべし。 幸はあれど翁らとのわかれいと辛ければかくは沈みてありぬ」と答う。
翁の驚き魂消ゆるばかりで、いかにしてやかぐや姫をつなぎとめむと朝廷にすがりければ、幾千を数うる帝の軍兵ども、翁の館ひしと押し囲みて、 月宮殿よりの迎えの輿近寄せまじ、剛き矢放ちに放ちて神逐い仕らじと、いと気負いに気負いてありぬ。
かくてはありつれど、常世国の通力、顕し世のそれと異なることはなはだしければ、望月の天心に懸り、青麻、 刈田の神嶺くまなく映し出たされるとともに、仰ぎ見し大臣の眼くらみ、あまた軍兵どもは力萎えて、金縛りさながらのありさまなりけり。
人々、その呪縛よりとき放たれしころに、天空に妙なる楽あり、つき宮殿を目指すかぐや姫の神輿すでにはるかにして、 大臣ら酔える心地しつ姫のうたえるを耳にせしとぞ。
なかきよの とおのねふりの みなめさめ
なみのりふねの おとのよきかな
このうたのこころ、いとめでたければ、のちの人、あら玉の年立ち返りし初枕には、きそうがごと枕が下に秘め置きけるとぞ。
希くば諸賢なにとぞ皆様の御湯殿、観月殿にお遊びになられ、月宮殿のかぐや姫が幸にあやかられむことを。。。
玄関
玄関を入るとすぐに、当旅館スタッフがお客様へご案内をいたします。フロントでチェックインの手続きをしている間ロビーで、手荷物を置き、お茶でも飲みながら、旅の疲れを癒すのも旅情のひとつではないでしょうか?

ロビー
茶席を想わせる純和風のラウンジと 蔵王の四季の彩りを写し出すロビーは、 御来館下さった御客様をあたたかく迎え、 これから始る憩いの安らぎの一夜を予感させます

ティーラウンジ「かぐや姫」
ゆったりとスペースを使ったティーラウンジ「かぐや姫」 一杯のお茶が心をいやしてくれます。

おみやげ処
当旅館おみやげ処では、 旅の思い出、または家族や友人等への贈り物など名産品を数多く取り揃えております。 鎌先温泉名産の弥治郎こけし、白石名産の白石温麺など観光名所にふさわしくここでしか手に入らない物など用意しております。
宅急便など配送もご用意しておりますので、手荷物になる心配はございません。












